猫を飼うのにかかる費用!猫の一生!猫との暮らしを見つめて!

暁未来

猫を飼いたい!(動物と暮らしたい)

と思ったら、考えてみてください。

猫を育てる=自分の子どもを育てる

猫を一生にかかる費用=子供の一生にかかる費用

キャットフード

アニコムの年間支出調査では1年間にかかる「フード・おやつ」の費用は49,713円となっています。ただ、ごはん代は日々の食事として何を選ぶかによって大きく異なります。キャットフードは大きくドライタイプとウェットタイプに分けられます。価格としてはドライタイプの方が安価ですが、それぞれに長所と短所があり、どちらを選ぶかは猫の好みや体調によっても変わってきます。

腎臓の病気や食物アレルギー、肥満などの場合、一般的なキャットフードとは異なる療法食が必要となりますが、療法食の方が価格は高くなります。一般的なフードであれば、数あるフードの中から選ぶことができますが、療法食の場合は症状に合わせたフードが必要で、メーカーも限られています。また、獣医師の指導のもとに与えるものなので、フードが指定されることもあります。猫は腎臓の病気が多く、特に高齢になると増えてくるので、療法食が必要になるかもしれないことは心に留めておきましょう。

医療費(病気やケガ、手術)

ここでもアニコムの年間支出調査の結果を参考にしてみましょう。「ケガや病気の治療費」は年間で23,919円となっています。もちろん病気やケガによって治療費は大きく異なります。アニコムの保険金請求理由で多いのは「慢性腎臓病」。その場合の1頭あたりの年間診療費の平均値は272,598円となっています。

病気やケガによっては手術となることも。その費用も手術内容により異なります。アニコムの保険金請求の手術理由でトップとなったのは歯周病/歯肉炎。1回あたりの診療費の平均値は61,519円でした。さらに2位に消化管内異物/誤飲(125,618円)、3位に皮膚の腫瘍(79,938円)と続きます。やはり手術となると高額な費用がかかります。もしもの場合に備えて、健康なうちから準備しておきたいですね。

去勢・避妊の費用

計画外の妊娠を防ぐことはもちろん、発情に伴うストレスを軽減し、生殖器関連の病気を予防するために、去勢・避妊手術は基本的に受けておきたいもの。若いうちに行うことが多いので、飼い主さんにとって初めての手術となるケースがほとんどでしょう。

では、その費用はいくらかかるのでしょうか。動物病院によって異なり幅がありますが、去勢手術の場合、およそ10,000~20,000円であることが多いようです。これに加えて、手術前の検査と手術後の診察に5,000~10,000円くらいかかります。手術は日帰りのケースが多く、その場合入院費はかかりません。大事をとって1泊入院するときは入院費として2,000~5,000円程度かかります。

一方の避妊手術の場合ですが、こちらも動物病院によって異なり、およそ15,000~30,000円くらいとなっています。さらに手術前の検査費として4,000~10,000円程度、開腹手術をすれば1泊の入院になるので入院費として2,000~5,000円程度がかかります。

また、別途診察料やお薬代、手術後に装着するエリザベスカラーの費用、抜糸費用がかかることもあります。動物病院までの交通費も忘れずに。数千~10,000円ほど余裕をもって準備しておきましょう。

毎年受けたいワクチン接種

猫のワクチン接種は法律で義務付けられてはいませんが、たとえ室内飼育であっても感染症にかかるリスクはあります。特に感染力が高く、すべての猫に接種が推奨されている3種混合ワクチン(猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症)は最低限受けておきたいところです。

ワクチンは一度打ったら終わりではなく、継続して接種することが推奨されています。一般的には子猫の時に2~3回、その後は年に1回とされています。ただし、あまり頻繁にワクチンを接種すると腎機能障害などの問題が起こりやすくなるといわれています。環境によっても推奨される頻度は異なりますので、かかりつけの病院の先生とよく相談をして接種するようにしましょう。3種混合ワクチンの費用は目安として3,000~5,000円くらいです。アニコムの年間支出調査では健康診断の費用も含めて「ワクチン・健康診断等の予防費」は12,814円となっていました。

健康診断

室内で飼われている猫でも、ノミやマダニなどの寄生虫が飼い主の服などを介して寄生したり、ペットホテルなどで外出した際に寄生することがあります。ノミやマダニの寄生によって体のかゆみが出たり、人にも感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染するリスクがありますので、しっかりと予防したいですね。

猫を飼うのに必要な光熱費

夏の冷房費、冬の暖房費などで意外とかかるのが光熱費。アニコムの年間支出調査では、猫がいることにより追加でかかる光熱費は15,183円となっていました。これは「フード・おやつ費用」、「病気やケガの治療費」、「ペット保険料」のトップ3に続く第4位。温度管理は猫を健康に飼うために大切なことなので、光熱費の増加も忘れないようにしましょう。

猫の日用品

日用品としては、おもにトイレの砂、ペットシーツを定期的に購入することになります。ちなみにアニコムの年間支出調査では12,118円となっています。

トリミング

猫にも毛のお手入れ、爪切りといったケアが必要です。アニコムの年間支出調査では、シャンプー・カット・トリミング料は2,623円。それほどかからないように思いますが、短毛か長毛かによって、トリミングやシャンプーの頻度、カットの必要性は異なります。また、猫のトリミングを自宅で行う人もいるので、その場合は、必要なブラシ、シャンプーなどが主な支出となります。

ペットホテル

旅行などで飼い主さんが不在にする際にはペットホテルかペットシッターに猫の世話を依頼することもあるでしょう。同上の調査でペットホテル・ペットシッターの費用は3,469円となっていました。ただこの費用に関しても、預ける機会があるか、預けるにしてもペットホテルにするかペットシッターにするかで差がでるところです。

保険料

アニコムの年間支出調査では猫の「ペット保険料」の項目は30,155円でした。今やペット保険にもさまざまな会社があり、それぞれに多様なプランが用意されています。当然ながら、補償割合が高いほど月々の保険料も上がっていきます。特約や割引制度も確認しながら、補償内容をよく理解したうえで保険を選ぶことが大切です。

病気やケガは、いつわが子の身にふりかかるかわかりません。万が一、病気になってしまったり、ケガをしてしまっても、納得のいく治療をしてあげるために、ペット保険への加入を検討してみるのもよいかもしれません。

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