飼い主のいない猫の譲渡を目的に2019年5月にオープンした。
元は野良猫だったと聞くと、怖がったりで、攻撃的で扱いにくいイメージを抱く人もいますが、実際に接すればごく普通のカワイイ猫だとわかるはずというのは、同店運営者で獣医師の稲垣将治さんが言っていました。
入場料がフード代や施設の維持費になる仕組みで、気に入った猫がいたら譲渡申し込みもできる。
常時25匹前後の保護猫が暮らし、稲垣さんが不妊・去勢手術をすることも多いです。
妻で獸医師の桃子さんと自宅のー部に野良猫専門の「いながき動物病院」を開業したのは約6年前のことです。
以来、飼い主のいない猫を対象に、年間で約7000匹の手術を低料金で実施しているとのことです。
カフェをオープンしたのは、多くのボランティアが常に苦労している成猫の譲渡のチャンスを広げるため。
活動に参加しやすい場所をつくることで、動物救済に関わるメンバーをふやしたかったと将治さんは説明をしていました。