ソニーグループ、23年3月期決算は営業利益0.5%増の1兆2082億円 金融や音楽、イメージセンサー好調 ゲームは大幅増収も買収費用や開発費圧迫し大幅減益

ソニーグループ、23年3月期決算は営業利益0.5%増の1兆2082億円 金融や音楽、イメージセンサー好調 ゲームは大幅増収も買収費用や開発費圧迫し大幅減益

ソニーグループは、本日(4月28日)、2023年3月期(22年4月~23年3月)の連結決算(IFRS)を発表し、売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円(前の期比16.3%増)、営業利益1兆2082億0600万円(同0.5%増)、税引前利益1兆1803億1300万円(同5.6%増)、最終利益9371億2600万円(同6.2%増)だった。
・売上高及び金融ビジネス収入:11兆5398億3700万円(同16.3%増)・営業利益:1兆2082億0600万円(同0.5%増)・税引前利益:1兆1803億1300万円(同5.6%増)・最終利益:9371億2600万円(同6.2%増)
ゲーム&ネットワークサービスと映画が大幅な減益となったものの、イメージング&センシング・ソリューションや金融、音楽が大幅な増益となったことで全体としては営業増益となった。ゲームに関しては、「プレイステーション5」に関する損失が縮小したものの、Bungie買収に関する費用やゲームソフトの開発費など費用が増加した、としている
セグメント別の状況は以下のとおり。
■ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)・売上高及び金融ビジネス収入:3兆6446億9800万円(前の期比33.0%増)・営業利益:2500億0600万円(同27.7%減)
■音楽・売上高及び金融ビジネス収入:1兆3806億3200万円(同23.6%増)・営業利益:2631億0700万円(同24.7%増)
■映画・売上高及び金融ビジネス収入:1兆3694億2200万円(同10.5%増)・営業利益:1192億5500万円(同45.1%減)
■エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)・売上高及び金融ビジネス収入:2兆4760億2500万円(同5.8%増)・営業利益:1794億6100万円(同15.7%減)
■イメージング&センシング・ソリューション:・売上高及び金融ビジネス収入:1兆4021億8700万円(同30.3%増)・営業利益:2122億1400万円(同36.3%増)
■金融・売上高及び金融ビジネス収入:1兆4545億4600万円(同5.2%減)・営業利益:1501億1100万円(同32.9%減)
■その他・売上高及び金融ビジネス収入:876億2300万円(同11.3%減)・営業利益:168億4900万円(同6.2%減)
 
■2023年3月期の業績見通し
2023年3月期の業績は、売上高及び金融ビジネス収入11兆5000億円(前期比0.3%減)、営業利益1兆1700億円(同3.2%減)、税引前利益1140億円(同3.4%減)、最終利益8400億円(同10.4%減)、EPS0.00円を見込む。
・売上高及び金融ビジネス収入:11兆5000億円(同0.3%減)・営業利益:1兆1700億円(同3.2%減)・税引前利益:1140億円(同3.4%減)・最終利益:8400億円(同10.4%減)
Source: Social Game Info
ソニーグループ、23年3月期決算は営業利益0.5%増の1兆2082億円 金融や音楽、イメージセンサー好調 ゲームは大幅増収も買収費用や開発費圧迫し大幅減益

Author: freelance