【決算レポート】アカツキ、4Q(1~3月)は『ユニゾンエアー』移管の影響で減収に コーエーテクモとの共同開発タイトルを発表 『魔女のふろーらいふ』ゲーム化に動きも

【決算レポート】アカツキ、4Q(1~3月)は『ユニゾンエアー』移管の影響で減収に コーエーテクモとの共同開発タイトルを発表 『魔女のふろーらいふ』ゲーム化に動きも

アカツキの2023年3月期の第4四半期(1~3月)の連結決算は、2022年10月1日に『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』の運営をアピリッツに移管した影響もあって、前年同期比で減収となった。
また、減収の影響に加え、ゲーム事業の新規開発およびコミック事業への成長投資の影響により、大幅な減益となっている。
なお、最終損益が損失計上となっているのは、投資有価証券評価損を計上しているためとなる。
売上高62億400万円(前年同期比17.3%減)営業利益12億9500万円(同48.2%減)経常利益12億5000万円(同53.1%減)最終損益7億6300万円の赤字(前年同期14億900万円の黒字)

■『ユニゾンエアー』移管の影響が続く
前回2023年3月期の第3四半期(10~12月)の連結決算を振り返ってみると、10月1日の『ユニゾンエアー』移管の影響や前年同期は自社IPタイトルの共同開発によって⼀時的なライセンス収⼊が発⽣していた反動もあって減収減益となっていた。
今回の第4四半期決算も運営タイトル数の減少の影響は続いているものの、四半期推移(QonQ)では売上高・営業利益・経常利益でややばん回する形となっている。
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■『ドッカンバトル』の海外版が盛況
2023年3月期の各事業の状況を見てみると、ゲーム事業は『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)が劇場版などのIPの盛り上がりとの連動により、特に海外版が盛況だった。
一方で、次世代運営ゲーム群を中心とする新規開発の影響で、開発費用が大きく増加した。

■コーエーテクモとの共同開発タイトルが明らかに
新作パイプラインは、『トライブナイン』と他社IPタイトルの2本の開発が進められていた前四半期の状況から本数は変化がないが、その他社IPタイトルがコーエーテクモゲームスとの共同開発タイトルであることが明らかになった。
『トライブナイン』とコーエーテクモゲームスとの共同開発タイトルはともに2024年3月期がリリース目標となっている。
そのほか、次の新作を見据えた研究開発も進められているという。

ゲーム発IP創出を目指すプロジェクト『魔女のふろーらいふ』でも直近に新たな動きがあった。こちらは『荒野行動』や『Identity V 第五人格』など数多くの人気タイトルの開発を手掛けるNetEase Gamesによるゲーム開発・配信が決定した。
NetEaseのオンライン発表会でも情報が明らかになってきており、今秋にはクローズドβテストが開催される予定だ。

■コミック事業はオリジナル作品に手応え
コミック事業は、2021年より準備を進めていたサービスである縦読みフルカラーコミックアプリ「HykeComic」が2022年6月に正式リリースされた。
また、2022年12月より他社プラットフォームへの販売を開始しており、複数タイトルが上位にランクインするなど、オリジナル作品の制作に手応えを得ているという。

■新作2タイトルの開発や初期プロモで費用増加の見込み
なお、2024年3月期通期の業績予想については非開示。ゲーム事業の短期的な事業環境が激しく変化する不確定要素が多いことに加え、コミック事業についても積極的に挑戦していく方針であり、適正かつ合理的な数値の算出が非常に困難であるため、としている。
ゲーム事業では、次世代運営ゲーム群の『トライブナイン』とコーエーテクモゲームスとの共同開発タイトルの2024年3月期のリリースに向け、開発や初期プロモーションに係る費用が増加する見込みだという。
コミック事業については、経営方針にて掲げている投資規模20億円の範囲内で事業モデル検証を続ける方針だ。
Source: Social Game Info
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Author: freelance